散歩や運動のあとは、ゴミなどを体毛にくっつけてくることがあるので、毛の生え変わり時期と同様ブラッシングが必要です。
また、大型犬は毛の生え変わりが秋に終わらない犬もいます。必ずしも秋までに抜けきれるとは限らないので、この場合にもブラッシングを続けていくことが必要です。大型犬は特に、寒くなるとカロリーを余計に消費するので室温管理には気を使いましょう。
また、脂肪分を蓄えすぎないように餌の与え方にも注意しましょう。最近の大型犬のブームに伴い、股関節形成不全がかなり発症頻度の高い病気となっています。この病気は遺伝的素因の関与が大きいと考えられています。この病気が発症すると、関節が不安定となり、股関節の炎症を多く引き起こします。この股関節形成不全は大型犬に発症しやすく、体重12キロ以下の犬ではほとんど発症しません。
一般的に犬を入れるゲージや餌、首輪など、飼うにあたって揃えるものは大型犬でも小型犬でも同じです。
犬を入れるゲージは小型犬の場合、飼い始めたときに用意したゲージの中でそのまま飼っていくことができます。食事に関しては子犬用の餌を与え、1年くらいして成人用に切り替えることが多く、肥満にならないよう運動量にも気をつける必要があります。
小型犬に限らず、犬は愛情にとても敏感な動物です。褒めてあげると人間が思っている以上に喜びます。しつけをしようと怒りすぎるのは逆効果になります。また、犬とスキンシップを十分にとってあげることで、飼い主とのあいだに信頼関係が生まれます。話しかけるときは小型犬でも大型犬でも、目を見るようにして意思の疎通をはかります。散歩や食事の時間はなるべくきちんと時間を決め、集中力を高めてあげることも大事なことです。
餌や室内犬のためのゲージを揃えるだけではなく、餌を入れる食器や遊ぶときに使うおもちゃや散歩をするときのリードや首輪もきちんと考えて買う必要がありますし、さらには家のドアの閉まり具合など、家の環境にも気をつけないといけません。
室内犬も飼い方次第で性格が変わるので、きちんとしたしつけが必要です。やたらと吠えたり、人に噛み付いたりする癖がつかないようにしつけます。人間の話す言葉が理解できるわけではないので、根気強くゆっくりとしつける必要があります。室内犬を家に迎え入れるのは離乳食を与える時期なので、餌の仕度にも手間をかける必要があります。小さいうちはドライフードもふやかして与えなければいけません。
首輪に関しては、成長するにつれて買い換えるので、そのつどちょうどいいものを選ぶようにします。室内犬は散歩の時につけるようにしておけば十分です。
犬は、動物学上ではオオカミが祖先であると言われ、最初に家畜化された動物であると考えられている。
動物学上の犬の特徴の一つは、人間の数万倍も鋭いと言われる嗅覚。また、野生のときには群れを作って生活していたため、順位性に厳しく、自分より上位であるとみなしたリーダーに対して、従順な性質をもっている。
そのため、特別な訓練をすることなく、人間の狩りの手伝いをすることができたのではないかと、動物学では考えられている。
動物学では、犬の寿命は、平均10~16歳くらいと言われているが、近年、医療技術の進歩により、ペットの犬の寿命はかなり延びる傾向にある。

